変性意識の入り方、トランス状態とゾーン状態の入り方

ゾーンに入るために変性意識、トランス状態に入ることを覚えよう

変性意識状態、そしてトランス状態への入り方を知り、体得することができたら、奇跡の精神状態、無敵の絶対的感覚であるゾーン状態に入ることができるようになります。
変性意識、トランス状態とは、人間の感覚が極度の優位になり、日常的な意識や理性が感覚の支配下に置かれている状態、あるいは置かれつつある状態です。

ゾーンに入れる時は完全に考える能力が失われ(しかし考えるよりも何百倍もすごい『わかる、把握する』感覚が出てくる)、直感とひらめきの能力が爆発します。
しかし、これらのインスピレーションは考えることに頼っているうちには絶対に生まれません。
考えるごとに感覚が鈍り、反射神経も損なわれ、学習でも運動でもスランプ状態に入りやすくなってしまいます。


知恵に頼った人間の能力は高くない、潜在能力を発揮できていない

勝負ごとに身を投じている人はわかるかもしれませんが、感覚優位の状態にならないと、相手を上回ることができませんし、自分の潜在能力が出てくれもしません。
つまり、理性に頼っている時点で、人との勝負に負けやすく、自分の壁を超えられない状態で終わるということですね。

だから、変性意識状態やトランス状態に自分を入り込ませることは、自分の潜在能力を劇的に上げ、相手の能力を上回れる秘訣なんです。
そして、その先に奇跡のゾーン状態が待っています!


変性意識がもたらす奇跡的な効果

変性意識は、とても心地良い状態で、ずっと味わい続けていたい感覚です。
同時に常に意識を超えた意識がうごめく感覚もあります。
自分の中に強いエネルギーの波長を感じたりします。
また3次元の世界を超えて、4次元的としか言いようがない、まさに変性した意識になれます。

これこそが潜在意識や無意識を直に自分の顕在意識で捉えている状態です。
潜在意識には理性はありません。
つまり、潜在意識が顕在意識になるということは、理性に頼らない感覚や直感力に頼れる最高の持ち味を発揮できる自分に生まれ変わっているということなんです。


ゾーンに入れるためには、その前段階で必ず変性意識、あるいはトランス状態に入っている必要があります。
テニスやゴルフやサッカーやバスケ、あるいはマラソンでゾーンに入った、ランナーズハイになって、爆発的なパフォーマンスを発揮した体験を一流選手は述べてます。
彼らはいきなりゾーンに入ったわけではなく、普通の練習での状態を超えた精神状態に入っています。

雑念がなく、適度な緊張感があり、変な気負いがなく、スムーズで柔らかい。
難しいことを考えず、先のことへの不安もない。
相手がどうということよりも、自分の内面の精神状態が研ぎ澄まされていく感覚になっています。

それが変性意識でもあります。
つまり、変性意識に入れるだけでも、練習以上のパフォーマンスを本番で発揮できるということです。
スポーツに限らず、大事な一発勝負の受験や資格試験でもそうです。
本番で応用問題にも答えへのヒントがひらめいたり、出題者の意図が完全に読み取れてしまう感覚は、理性に頼らず感覚(直感)が優位になっているからです。
本番でパフォーマンスが発揮できない人は、理性と浅い頭の表面で問題に対処しようとします。


いざという時能力をフルに発揮するために

本当に能力が高いとみなされる人は本番で強い人です。
いくら潜在能力が評価されていても、本番で力を発揮できない残念な人がたくさんいますが(僕も本番に弱いタイプでした)、知恵に頼りすぎです。
知恵を使うと自分の壁に必ずぶち当たります。

この壁を超えるためには、感覚優位に変性しなければならないんです。


変性意識状態、トランス状態への入り方について

ゾーンに入った状態に瞬時に誘導できる天才の話